長時間撮影のコツ

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皆さんはどのような用途で小型カメラをご購入なさいますか?
留守宅の防犯?店舗や事務所の防犯?ペットやお子さんの見守り用?それとも会議や講演会の記録用?いじめや離婚の際の証拠収集なんてのもあるかもしれませんね?
様々な用途でご購入いただく小型カメラですが、ご購入者の皆様がこぞってお聞きになるのが、『どのくらいの時間連続して撮影できますか?』という内容です。やはり皆さん長時間現場を逃さずに撮影したいと思いますよね?
そこで今回は、効率の良い小型カメラの撮影方法を皆様にお伝えしたいと思います。


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基本小型カメラは内蔵バッテリーで動作し、MicroSDカードに記録するという方法が大多数を占めます。
この2つのファクターが撮影時間および的確な対象画像の確保の要因となります。
その各々の役割と効率的な利用方法について書いていこうと思います。


1.小型カメラの連続撮影時間について


(1) 効率よく連続撮影するためには

小型カメラの連続撮影時間を司るのが内蔵バッテリーになります。
小型カメラの大半がご使用前にこの内蔵バッテリーの充電が必要になります。そして、充電完了したものを小型カメラの設置場所にセッティングしてお客様の撮影したい時間に電源を入れ撮影開始というのが一般的な流れだと思います。 小型カメラというように本体の大きさに制限があるため、構造上内部にそんなに大きなバッテリーが詰めないというのが現実です。例えば ボールペン型小型カメラ なんかは、あの小さいボディに入るサイズのバッテリーですから、連続で撮影を行うと精々70~80分の撮影でバッテリーが切れてしまいます。
外部に大容量バッテリーを取り付けて撮影を行う、ユニット型の SPU-W-kit ですら、連続撮影時間は17時間強となります。
これでは、小旅行の間のペットの見守り監視や事務所や店舗のお休みの間の防犯監視としては時間が足りません。また、今、記載していただいた連続撮影時間はあくまで撮影しているだけの状態ですから、これで夜間の赤外線撮影やWi-Fiを接続したりすると更に連続撮影時間は短くなります。

・充電切れを延命する撮影設定

小型カメラの撮影設定で商品ページの『概要』の欄に≪動体検知≫というアイコンを見かけたことはありますか?

このアイコンは『動体検知』という撮影モードを示しています。 『動体検知』とは、小型カメラの撮影視野に異質の物が侵入した際、それを検知して撮影を始めるという撮影設定です。この設定にしておくと何も侵入してこない間は小型カメラは撮影をせず、MicroSDカードへの記録も行いません。但し、一旦侵入物があると記録を始め小型カメラの機種によるのですが、侵入物がいなくなってから1,2分後に記録を止めまた次の侵入物があるまで待機するという撮影設定になります。

侵入物が現れるまで小型カメラは待機状態となりますから、消費電力が抑えられバッテリーが充電が切れる時間を遅らせて長時間撮影ができる事になります。

但し、この設定の場合、侵入物が多ければ撮影頻度が上がるため当然バッテリーの消費が重なり、小型カメラの連続撮影時間が一定せず、予定した時刻の撮影ができていないといった不安定な状態になる可能性があります。

・充電したまま撮影する設定

皆様は当ショップの商品ページの『概要』の欄に≪充電中録画≫というアイコンを見かけたことはありませんか?

このアイコンは小型カメラが充電中に操作ができることを意味しています。
つまり、この表示のある小型カメラを準備して、充電用のケーブルをつないだまま設置することができれば、永続的に撮影が可能になります。小型カメラの充電ケーブルのほとんどがUSBケーブとなっているので、ACアダプターと電源タップで細工ができれば良いわけです。
逆に内蔵バッテリーを持たず常に充電状態でご使用いただける小型カメラが存在します。

・ACアダプター型 小型カメラ

ACアダプター型 小型カメラはご家庭でスマホ等を充電する時、スマホからの充電ケーブルをコンセントよりUSBに変換してさせるようにした、スマホなんかによく付属品としてついてくるあれにカモフラージュした小型カメラです。
ACアダプター型 小型カメラの場合USBの反対側がAC100V用コンセントになっているため、あえてバッテリーが必要ありません。コンセントに刺しておけば永遠に撮影ができます。後は小型カメラのレンズ部を取りたい被写体に向けるよう電源タップ等を上手く配置し設置場所の空間で違和感の内容に設置できればバッテリー問題は解消します。

2.小型カメラの記録画像容量について

・小型カメラ保存先について

小型カメラの記録画像の容量は基本保存するMicroSDカードの容量によって異なります。

MicroSDカードの容量は、小型カメラによって異なります。商品ページの『概要』の欄の≪対応メモリー≫を見たことがありますか?

各小型カメラの仕様により全部で上の4種類あります。 長時間の記録動画が必要な場合や高解像度での記録が必要な場合は、より大きなサイズのMicroSDカードに対応している小型カメラを選択される方がベストです。

また、もう少し下の≪保存可能量(参考)≫という欄をご存じでしょうか?


上記の表で『10分=約0.88GBで処理』と書かれているのがわかると思うのですが、これが小型カメラが動画撮影時に作るファイルサイズとなります。

小型カメラで動画を記録する際、すべての時間で1ファイルを作るとパソコンで閲覧する際メモリーが足りず再生ができなくなります。そこで小型カメラでは、1ファイルのサイズを数分に決めそのサイズを超えると次のファイルを作成することを繰り返しMicroSDカードの容量がいっぱいになるまでファイルを増やし続けます。MicroSDカードがいっぱいになると最古のファイルに最新のファイルを上書きするという動作を繰り返します。

つまり、MicroSDカードの容量が大きければこのファイルの更新が遅くなり、古い画像がなくならず証拠動画等、お客様が必要とされる動画が全てMicroSDカードに残ることになります。

しかし、あまりに大きなMicroSDカードに長期間保存すると、いざ、画像を確認しようとする際に膨大なファイルから探すこととなり大変な労力が必要となります。

こまめに画像を整理しながら監視をしていかれた方が、作業は効率的になります。


・記録される画像について

よりおおくの記録画像を残すためにはもう一つ考慮する必要があります。それは、記録する画像の解像度です。

※解像度については以前のブログで説明しています↓

『4K,1080P,720P 小型カメラの画質について』

上の画像は、ボールペン型のSPP-C-1のスペック表です。このSPP-C-1は解像度が非常に高く4Kの解像度で画像を記録することができます。

これに対し、消しゴム型のSPO-ERASER3は解像度が1280x720です。このスペック表を比較してみると以下になります。

SPP-C-1スペック表

SPO-ERASER3スペック表

両方の≪保存可能量(参考)≫の(参考)の値が各々

SPP-C-1は参考:32GB=364分

SPO-ERASER3は参考:32GB=600分

と解像度により保存できる時間の長さが倍近く変わることが分かります。(※SPP-C-1は高圧縮で保存するため本来はもっと差が出ます。)

このように画像を記録する際の解像度の大きさも画像の消失を防ぐ手段となります。

実際に両方の小型カメラの解像度の違いを以下で比較してみますが、

SPP-C-1で撮影した画像の画質

SPO-ERASER3で撮影した画像の画質

画質の比較をしていかがでしょうか?普段使いでどこまでの解像度が必要かという事になります。SPO-ERASER3でも十分に監視画像としては成り立つ場面もあるとおもいます。シーンにより記録する解像度を使い分けることによって、MicroSDカードの容量が有効に利用でき画像の消失も防ぐことができます。


いかがでしたでしょうか・・・?
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それでは今回はこの辺で・・
また近々お会いしましょう・・!(^ ^)


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