• クレイパティシエール 氣仙えりかさん スペシャルインタビュー!
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クレイパティシエール 氣仙えりかさん スペシャルインタビュー!
可愛いだけでなく毒を併せ持つ個性的なドールと、本物以上のスイーツの世界に、どこか物語性を感じます。フェイクスイーツ作りと「Blythe(ブライス)」や「Pullip(プーリップ)」というファッションドールの世界で、独特の世界を表現されている氣仙えりかさんに、お話を伺うことができました。

−−−「氣仙えりかのフェイクスイーツテクニック&アイデアBook(河出書房新社)」発刊、おめでとうございます。ガイド本と伺いましたが、内容を少しご紹介いただけますか?

ありがとうございます。この本は業界初の「フェイクスイーツ作りのガイドブック」として監修させていただきました。中身はクレイパティシエール21名が力を合わせて書いています。今までにレシピ本は結構出ましたが、それを読み解くためのガイド本はなかったと思うんです。イメージは観光旅行のガイドブックみたいに、フェイクスイーツ作りが楽しく効率よくわかる本が欲しいな、と思ってて。95Pという大ボリュームでコツやポイント、秘密のアイディアをいっぱい載せています。また、ある程度作っていると知りたくなってくる事として、手間やお金の掛かる比較データ、問題の解決方法などがあると思うんです。役立つガイド10種には「この粘土はどの位縮むの?」って9種類で比較したデータなどもあります。写真でぱっと見てわかると作る時に簡単だと思ったんですよね。応用が利くかわいいパーツやレシピも60点以上ありますのでこのガイド1冊あれば、他のレシピ本も理解しやすいしバリエーションも増やせると思います。

−−−氣仙さんの作品の微妙な色合いが、とても素敵だと思うのですが、色へのこだわりや心がけていることなど、あれば…。

そうですね、マカロンなどのカラフルな焼き菓子には少し茶色を少し混ぜてトーンを揃えています。絵の具1色だけだと、隣あった色同士を仲良くさせるのはとても難しいので、全部に同じ色を少しずつ入れて「皆仲間だよ〜」ってことにするんです笑 そうすると簡単です。

−−−ドール用の小物が欲しくなったことをきっかけに、フェイク・スイーツ作りを始めたと伺いましたが、粘土との出会いは?

粘土自体は実は結構お付き合いが古いんです。美大受験には「立体造形」という試験があるので、予備校で「水粘土」というものを2年間こねくりまわしていました。油粘土の水版みたいなものなんですが、結構密度が高くて重い。皆20kgほどの塊をまるで「ぬか漬け」みたいにバケツに入れて保管してて。その時に実物大のフルーツを毎日作ってコツを覚えました。なつかしいです^^

図書 氣仙えりかのフェイクスイーツテクニック&アイデアBook

−−−「フェイクスイーツ」の楽しさを伝える作品制作や講師活動を続けてこられて、最近の傾向はどうですか?粘土だけでなく、シリコンや発泡ウレタン、レジンなど作る素材も広がっているようですが、周りからの、ご要望なども変化してきていますか?

意外でしたが3.11以降、フェイクスイーツづくりの「ゼロから物を作る創造力」や、「家の中にある充実感と癒し」が評価されているように思います。東北の生徒さんから、「粘土で何かを作っている時間は不安を忘れることができた」と連絡が来た時、フェイクスイーツ作りが誰かの心の支えとなっていたことに、私も勇気を貰いました。テレビをはじめ、マスコミ取材も数多くいただいて、これからだんだん全国に伝わっていくのかな、と思ってて。首都圏以外からお教室に参加される方が増えてきましたこともあって、来年は名古屋・大阪校も開講予定です。小さな一歩ですが、自分にできることをひとつずつやっていきたいです。フェイクスイーツは「材料にこだわりがない」ところがこだわりなので、面白い素材を見つけたらどんどん取り入れて進化します。日本以外の国ではオーブンクレイしか使ってないので、身近にある材料で作る方法も伝えたいですね。

−−−ドールのジャンルでも「東京ローゼ/えりっく」名で、創作活動を行っていると伺いました。シュゲールでは、いろいろな手芸材料を販売していますが、粘土に限らず、氣仙さんが今注目している材料はありますか?

一冊目の著作「かわいいフェイク・スイーツのつくり方」(グラフィック社)から2冊まではほとんどシュゲールさんでアクセ類やメタルチャームなどの副資材を購入しています。^^その節はお世話になりました。手に入りにくい材料を一度にまとめて注文できるのはとても便利で助かっています。今は既存の材料の新しい使い方を考えるのが楽しいです。UVレジンなども研究しています。

氣仙先生作のドール

−−−これから「手づくり」をはじめたいと思っている方に、メッセージをお願いいたします。

インタビューを受けてる私自身がと〜っても不器用なので、安心してはじめちゃったらいいですよ!笑。そんな私でも手作りを心から楽しんでいる理由は「失敗は成功の元」だから。失敗の中にはキラキラのアイディアがつまっていて、それをすくい上げる瞬間が実に楽しいのです^^一度で上手くできちゃうと、この楽しみは味わえない。肩に力を入れずに作ってみて。

−−−最後になりますが、藤久(株)オリジナル樹脂粘土「フリーリ」を気に入ってお使いいただいているとのこと、ありがとうございます。感想など伺えたらと思いますが…

きめが細かく、仕上がりの透明感が魅力的なのでフェイクスイーツ作りに重宝しています。縮みが少ないのもいいですよね。

−−−今後のご活躍を楽しみに、陰ながら応援させていただきます。お忙しい中、インタビューにご協力いただき、ありがとうございました。

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