Nissan Data Scan II ECM エンジン

 ECU エンジン メニュー

Settingsメニューで設定を完了したら
ECMを選択して左下のConnectボタンを押します。
接続が成功すると左下枠外のNotConnectedからConnectedへ変わり
中央下枠外の緑色のバーが伸びていくのを繰り返します。
また、"ECU PART NUMBER"と"SOFTWARE VERSION"が表示されます。

ECU PARTNUMBER →ECUの日産部品番号
SOFTWARE VERSION→ECU内部ソフトウエアバージョン。ECU PART NUMBERが同じでもソフトウエアの改良などで新しくなる事があり、ディーラーのコンサルトによるリプログラミングでも更新されます。



Data Display Settings メーターに表示するデータを選択
Parameter Settings Data Displaのメーターの設定をデータごとに細かく設定します



Data Display Settingsを選択すると下のData Display Settingsが表示します。
これにより16個のメーターとスイッチに何を表示するか選択することが出来ます




表示データーの詳細は以下のようになります。

 English 日本語  単位 
 Engine RPM  エンジン回転数  RPM
 Air Flow Volts  エアフロメーター電圧  Vボルト
 Water Temperature  水温  ℃(選択)
 A/F Correction Bank 1  空燃比補正B1  %
 A/F correction Bank 2  空燃比補正B2  %
 Vehicle Speed Sensor  車速センサー  km/h(選択)
 Vehicle Speed  車速  km/h(選択)
 Battery Voltage  バッテリー電圧  Vボルト
 Air Flow gm/s    
 Fuel Temperature  燃料温度  ℃(選択)
 Intake Air Temperature  吸気温度  ℃(選択)
 Oil Temperature  油温  ℃(選択)
 Calculated Load  負荷  
 Idle RPM Correction  アイドル補正  %
 Ignition Timing  点火時期  °(Deg)
 Ignition Timing 2  点火時期2  °(Deg)
 Ignition Timing 3  点火時期3  °(Deg)
 Ignition Timing 4  点火時期4  °(Deg)
 Accelerator Pedal Position 1  アクセルセンサ1  Vボルト
 Accelerator Pedal Position 2  アクセルセンサ2  Vボルト
 Injector Time b1  インジェクター噴射時間B1  ms
 Injector Time b2  インジェクター噴射時間B2  ms
 Throttle Position Sensor 1  スロットルセンサ1  Vボルト
 Throttle Position Sensor 2  スロットルセンサ2  Vボルト
 Throttle Position Sensor 3  スロットルセンサ3  Vボルト
 Ignition Timing Correction  点火時期補正  
 NB Sensor 1 bank 1  O2センサ1B1  Vボルト
 NB Sensor 1 bank 2  O2センサ1B2  Vボルト
 NB Sensor 2 bank 1  O2センサ2B1  Vボルト
 NB Sensor 2 bank2  O2センサ2B2  Vボルト
 WB Sensor bank 1  空燃比センサB1  Vボルト
 WB Sensor bank 2  空燃比センサB2  Vボルト
 Intake Camshaft Adv b1  IN VTC進角B1  °(Deg)
 Intake Camshaft Adv b2  IN VTC進角B2  °(Deg)
 Intake Camshaft Sol b1  IN VTCソレノイドB1  %
 Intake Camshaft Sol b2  IN VTCソレノイドB2  %
 A/F Alpha b1  空燃比補正ショートB1  %
 A/F Alpha b2  空燃比補正ショートB2  %
 A/F Alpha b1 stored  空燃比学習B1  %
 A/F Alpha b2 stored  空燃比学習B2  %
 Purge Volume Control Valve  パージコントロールソレノイド  %
 Innovate WBO2    


 Data Display

Data DisplayClassicタイプ、12個のメーターを表示
リアルタイムのデータモニターが出来ます
右下のボタンで Data LoggingActive Testへ移動できます



Data DisplayModernタイプ、12個のメーターを表示
リアルタイムのデータモニターが出来ます
右下のボタンで Data LoggingActive Testへ移動できます


 Data Logging

データモニターのデーターをPCに記録することが出来ます
使用方法はBROWSEでPCへの保存先とファイル名を指定します
STARTボタンで記録開始、STOPボタンで記録を停止します

 Self Diagnostics

Self Diagnostics(自己診断)を選択をするとエラーコードが表示します
異常が無いときはThere are 0 faults on the systemと表示

エラーコード一覧 (日産整備要領書、新型車解説書より)
コード  自己診断名 備考
 P0011  CVTC バルブ制御系

〔右バンク〕
• 目標角度と実角度の差がある値以上
あったとき。 
 P0014  排気eVTC バルブ
制御系統
〔右バンク〕
 P0021  CVTC バルブ制御系

〔左バンク〕
 P0024  排気eVTC バルブ
制御系統
〔左バンク〕
 P0021  インテークバルブタイミング制御機
能(バンク2)
 • 目標進角度と実進角度との間に差が生じてい
 P0037  O2 センサ 2 ヒータ制御系統電圧低
い(バンク1)
 • O2 センサ 2 ヒータからECM に送信される信
号電圧が低すぎる。
 P0038  O2 センサ 2 ヒータ制御系統電圧高
い(バンク1)
 • O2 センサ 2 ヒータからECM に送信される信
号電圧が高すぎる。
 P0057  O2 センサ2 ヒータ制御系統電圧低
い(バンク2)
 • O2 センサ 2 ヒータからECM に送信される信
号電圧が低すぎる。
 P0058  O2 センサ 2 ヒータ制御系統電圧高
い(バンク 2)
 • O2 センサ 2 ヒータからECM に送信される信
号電圧が高すぎる。
 P0078  排気eVTC 電磁リ
ターダー制御信号系

〔右バンク〕
 • 排気eVTC バルブ制御信号系統が断
線、又は短絡したとき。
 P0084  排気eVTC 電磁リ
ターダー制御信号系

〔左バンク〕
 P0101  エアフローセンサ系統特性異常  • 負荷が小さいにもかかわらず、エアフローセ
ンサからECM に送信される信号電圧が高す
ぎる。
• 負荷が大きいにもかかわらず、エアフローセ
ンサからECM に送信される信号電圧が低す
ぎる。
 P0102  エアフローセンサ系統低入力  • エンジン回転中、エアフローセンサから
ECM に送信される信号電圧が低すぎる。
 P0103  エアフローセンサ系統高入力  • エアフローセンサからECM に送信される信
号電圧が高すぎる。
 P0107  吸気圧センサー信号(断
線)系統
 • 吸気圧センサー信号系統が断線し極
端に低い電圧がある時間続いたとき。
 P0108  吸気圧センサー信号(短
絡)系統
 • 吸気圧センサー信号系統が短絡し極
端に高い電圧がある時間続いたとき。
 P0112  吸気温センサ系統低入力  • 吸気温センサからECM に送信される信号電
圧が低すぎる。
 P0113  吸気温センサ系統高入力  • 吸気温センサからECM に送信される信号電
圧が高すぎる。
 P0117  水温センサ系統低入力  • 水温センサからECM に送信される信号電圧
が低すぎる。
 P0118  水温センサ系統高入力  • 水温センサからECM に送信される信号電圧
が高すぎる。
 P0122  スロットルポジションセンサ2 系統
低入力
 • スロットルポジションセンサ2 からECM に
送信される信号電圧が低すぎる。
 P0123  スロットルポジションセンサ2 系統
高入力•
 • スロットルポジションセンサ2 からECM に
送信される信号電圧が高すぎる。
 P0138  O2 センサ 2 系統電圧高い
(バンク1)
 • センサからECM に送信される信号電圧が高
すぎる。
 P0158  O2 センサ 2 系統電圧高い  • センサからECM に送信される信号電圧が高
すぎる。
 P0171  空燃比リーン(バンク1)  • 燃料噴射制御システムが正常に作動しない。
• 空燃比がリーンすぎるために、空燃比補整量
が大きすぎる。
 P0172  空燃比リッチ(バンク1)  • 燃料噴射制御システムが正常に作動しない。
• 空燃比がリッチすぎるために、空燃比補整量
が大きすぎる。
 P0174  空燃比リーン(バンク2)  • 燃料噴射制御システムが正常に作動しない。
• 空燃比がリーンすぎるために、空燃比補整量
が大きすぎる。
 P0175  空燃比リッチ(バンク2)  • 燃料噴射制御システムが正常に作動しない。
• 空燃比がリッチすぎるために、空燃比補整量
が大きすぎる。
 P0222  スロットルポジションセンサ1 系統
低入力
 • スロットルポジションセンサ2 からECM に
送信される信号電圧が低すぎる。
 P0223  スロットルポジションセンサ1 系統
高入力
 • スロットルポジションセンサ2 からECM に
送信される信号電圧が高すぎる。
 P0300  複数シリンダミスファイヤ検出  • 複数のシリンダでミスファイヤを検出する
 P0301  シリンダ1 ミスファイヤ検出  シリンダ1 ミスファイヤ検出• シリンダ1 でミスファイヤを検出する。
 P0302  シリンダ2 ミスファイヤ検出  シリンダ2 ミスファイヤ検出• シリンダ2 でミスファイヤを検出する。
 P0303  シリンダ3 ミスファイヤ検出  • シリンダ3 でミスファイヤを検出する。
 P0304  シリンダ4 ミスファイヤ検出  シリンダ4 ミスファイヤ検出• シリンダ4 でミスファイヤを検出する。
 P0305  シリンダ5 ミスファイヤ検出  シリンダ5 ミスファイヤ検出• シリンダ5 でミスファイヤを検出する。
 P0306  シリンダ6 ミスファイヤ検出  シリンダ6 ミスファイヤ検出• シリンダ6 でミスファイヤを検出する。
 P0307  シリンダ7 ミスファイヤ検出  • シリンダ7 でミスファイヤを検出する。
 P0308  シリンダ8 ミスファイヤ検出  • シリンダ8 ミスファイヤを検出する。
 P0327  ノックセンサ系統低入力  • センサからECM に送信される信号電圧が低
すぎる。
 P0328  ノックセンサ系統高入力  • センサからECM に送信される信号電圧が高
すぎる。
 P0332  ノックセンサ系統低入力(バンク2)  • センサからECM に送信される信号電圧が低
すぎる。
 P0333  ノックセンサ系統高入力(バンク2)  • センサからECM に送信される信号電圧が高
すぎる。
 P0335  クランクシャフトポジションセンサ
系統
 • エンジンクランキング中、クランクシャフト
ポジションセンサ信号がECM に送信されな
い。
• エンジン回転中、クランクシャフトポジショ
ンセンサ信号がECM に送信されない。
• エンジン回転中、クランクシャフトポジショ
ンセンサからECM に送信されるパルス信号
が正常ではない。
 P0340  カムシャフトポジションセンサ系統
(バンク1)
 • エンジンクランキング中、カムシャフトポジ
ションセンサ信号がECM に送信されない。
• エンジン回転中、カムシャフトポジションセ
ンサ信号がECM に送信されない。
• エンジン回転中、カムシャフトポジションセ
ンサからECM に送信されるパルス信号が正
常ではない。
 P0345  カムシャフトポジションセンサ系統
(バンク2)
 • エンジンクランキング中、カムシャフトポジ
ションセンサ信号がECM に送信されない。
• エンジン回転中、カムシャフトポジションセ
ンサ信号がECM に送信されない。
• エンジン回転中、カムシャフトポジションセ
ンサからECM に送信されるパルス信号が正
常ではない。
 P0350  イグニッションコイル1 次系統  • エンジン回転中、イグニッションコイル1次
回路に点火信号が送信できない。
 P0400  EGR バルブ系統閉  • EGR バルブが閉固着している。
 P0403  EGR バルブ回路  • EGR バルブにECM から送信する信号電圧が
異常である。
 P0405  EGR 温度センサ系統電圧低い  • センサからECM に送信される信号電圧が低
すぎる。
 P0406  EGR 温度センサ系統電圧高い  • センサからECM に送信される信号電圧が高
すぎる。
 P0500  車速センサ  • 走行状態でも、ECM に送信される車速信号
が一定以上にならない
 P0506  アイドル制御システム回転数低い  • アイドル回転数が目標アイドル回転数よりも
100rpm 以上低い。
 P0507  アイドル制御システム回転数高い  • アイドル回転数が目標アイドル回転数よりも
200rpm 以上高い。
 P0550  パワーステアリング圧力センサ系統  パワーステアリング圧力センサ系統
• センサからECM に送信される信号電圧が低
すぎる。
 P0605  ECM  • ECM 内のCPU 系、回路系に異常が生じたと
き。
 P1031  空燃比センサ1 ヒータ制御系統電圧
低い(バンク1)
 • 空燃比センサ1 ヒータからECM に送信され
る信号電圧が低すぎる。
 P1032  空燃比センサ1 ヒータ制御系統電圧
高い(バンク1)
 • 空燃比センサ1 ヒータからECM に送信され
る信号電圧が高すぎる。
 P1051  空燃比センサ1 ヒータ制御系統電圧
低い(バンク2)
 • 空燃比センサ1 ヒータからECM に送信され
る信号電圧が低すぎる。
 P1052  空燃比センサ1 ヒータ制御系統電圧
高い(バンク2)
 • 空燃比センサ1 ヒータからECM に送信され
る信号電圧が高すぎる。
 P1065  ECM 電源系統  • ECM のバックアップRAM システムが正常に
作動しない
 P1078  排気eVTC ポジ
ションセンサー信号
(回路)系統
〔右バンク〕
 • 始動時又はエンジン回転中(POS 信
号入力時)、eVTC ポジションセン
サー信号がある時間以上検出されな
いとき。
• エンジン回転中(POS 信号入力時)、
eVTC ポジションセンサー信号の異
常波形ががある時間以上検出された
とき。
 P1084  排気eVTC ポジ
ションセンサー信号
(回路)系統
〔左バンク〕
 P1111  インテークバルブタイミングコント
ロールソレノイドバルブ回路
(バンク1)
 • インテークバルブタイミングコントロールソ
レノイドバルブからECM に送信される信号
電圧が異常である。
 P1121  電子制御スロットル  • リターンスプリング不良により、電子制御ス
ロットルが正常に作動しない。
• フェールセーフ中のスロットル開度が規定値
から外れている。
• 電子制御スロットルが開固着している。
 P1122  電子制御スロットル機能異常  • 電子制御スロットルが正常に作動しない
 P1124  スロットルモータリレー系統短絡  • スロットルモータリレーがON 固着してい
る。
 P1126  スロットルモータリレー系統断線  スロットルモータリレー系統断線
• スロットルモータ電源の電圧が低すぎる。
 P1128  スロットルモータ系統短絡  • スロットルモータ信号回路が短絡している。
 P1136  インテークバルブタイミングコント
ロールソレノイドバルブ回路
(バンク2)
 • インテークバルブタイミングコントロールソ
レノイドバルブからECM に送信される信号
電圧が異常である。
 P1147  O2 センサ 2 最大電圧異常
(バンク1)
 • センサからECM に送信される信号電圧の最
大値が低すぎる。
 P1167  O2 センサ 2 最大電圧異常
(バンク2)
 • センサからECM に送信される信号電圧の最
大値が低すぎる。
 P1211  TCS C/U 系統  • ABS C/U に、異常が生じたとき。
 P1212  TCS 通信系統  • ECM C/U とABS C/U 間の通信に、異常が生
じたとき。
 P1217  オーバーヒート  • エンジンクーラントが異常に高温になる。
 P1225  スロットル全閉位置学習値異常  • スロットル全閉位置学習値が低すぎる
 P1226  スロットル全閉位置学習機能異常  • スロットル全閉位置学習が、繰り返し正常に
行われない
 P1229  センサ電源回路短絡  • センサ電源の電圧が低すぎる、または電圧が
高すぎる。
 P1271  空燃比センサ1 系統低い(バンク1)  • 空燃比センサ信号からECM が計算した出力
の電圧が常に低すぎる。
 P1272  空燃比センサ1 系統高い(バンク1)  • 空燃比センサ信号からECM が計算した出力
の電圧が常に高すぎる。
 P1273  空燃比センサ1 リーンシフト異常
(バンク1)
 • 空燃比センサ信号からECM が計算した出力
の電圧が高い。
 P1274  空燃比センサ1 リッチシフト異常
(バンク1)
 • 空燃比センサ信号からECM が計算した出力
の電圧が低い。
 P1276  空燃比センサ1 系統電圧異常(バン
ク1)
 • 空燃比センサ信号からECM が計算した出力
の電圧が常に一定。
 P1281  空燃比センサ1 系統電圧低い(バン
ク2)
 • 空燃比センサ信号からECM が計算した出力
の電圧が常に低すぎる。
 P1282  空燃比センサ1 系統電圧高い(バン
ク2)
 • 空燃比センサ信号からECM が計算した出力
の電圧が常に高すぎる。
 P1283  空燃比センサ1 リーンシフト異常
(バンク2)
 • 空燃比センサ信号からECM が計算した出力
の電圧が高すぎる。
 P1284  空燃比センサ1 リッチシフト異常
(バンク2)
 • 空燃比センサ信号からECM が計算した出力
の電圧が低すぎる。
 P1286  空燃比センサ1 系統電圧異常(バン
ク2)
 • 空燃比センサ信号からECM が計算した出力
の電圧が常に一定。
 P1402  EGR バルブ系統開  • EGR バルブが開固着している。
 P1550  バッテリ電流センサ系統中間電位固
 • センサからECM に送信される電圧の変化が
所定値以下。
 P1551  バッテリ電流センサ系統電圧低い  • センサからECM に送信される信号電圧が低
すぎる
 P1552  バッテリ電流センサ系統電圧高い  • センサからECM に送信される信号電圧が高
すぎる。
 P1553  バッテリ電流センサ系統機能異常1  • センサからECM に送信される信号電圧が最
大発電量より高い。
 P1554  バッテリ電流センサ系統機能異常2  • 十分なバッテリ電圧なのにセンサからECM
に送信される信号電圧が低過ぎる。
 P1564  インテリジェントクルーズコント
ロールSW 信号系統異常
 • インテリジェントクルーズコントロールステ
アリングSW からの入力信号系統が異常のと
 P1568  インテリジェントクルーズコント
ロールC/U 系統異常
 • インテリジェントクルーズコントロールC/U
からの指令値が異常のとき
 P1572  ブレーキSW 信号系統不整合  • ブレーキSW 信号(インテリジェントクルー
ズコントロール用)とストップランプSW 信
号が対応していないとき
 P1574  インテリジェントクルーズコント
ロール用車速信号系統異常
 • インテリジェントクルーズコントロール用車
速信号が異常のとき
 P1610  イモビライザC/U 系統       • ロックモード中
 P1611  • イモビライザ~ ECM 間照合NG(注
2)
 P1612  • イモビライザ~ ECM 間通信不能
 P1613  • ECM 通信回路故障
 P1614  • リモコンスタータID 受信不能
 P1615  • イモビライザ~リモコンスタータID 間でID
照合NG
 P1706  パーク/ ニュートラルポジションス
イッチ
 • パーク/ ニュートラルポジションスイッチか
ら送信される信号が、始動から走行まで変化
しない。
 P1715  A/T 入力回転数センサ信号系統  • 制御要求トルクと入出軸の回転数差が一定値
を超えたとき。
 P1720  車速センサ(A/T)出力  車速センサ(A/T)出力• 2 つの車速信号の相関が異常である
 P1805  ブレーキスイッチ  • 走行中、非常に長い時間プレーキスイッチ信
号がECM に送信されない。
 P2122  アクセルペダルポジションセンサ1
系統低入力
 • アクセルペダルポジションセンサ1 から
ECM に送信される信号電圧が低すぎる。
 P2123  アクセルペダルポジションセンサ1
系統高入力
 • アクセルペダルポジションセンサ1 から
ECM に送信される信号電圧が高すぎる。
 P2127  アクセルペダルポジションセンサ2
系統低入力
 • アクセルペダルポジションセンサ2 から
ECM に送信される信号電圧が低すぎる。
 P2128  アクセルペダルポジションセンサ2
系統高入力
 • アクセルペダルポジションセンサ2 から
ECM に送信される信号電圧が高すぎる。
 P2135  スロットルポジションセンサ1、2
電圧相関
 • スロットルポジションセンサ1 とスロットル
ポジションセンサ2 から送信される信号電圧
の相関が異常である。
 P2138  アクセルペダルポジションセンサ1、
2 電圧相関
 • アクセルペダルポジションセンサ1 とアクセ
ルペダルポジションセンサ2 から送信される
信号電圧の相関が異常である。
     

参考: バンク1(B1)はNo.1 シリンダを含むバンクとし、クランクプーリ側から見て左がバンク1 となります。
注1: 診断内容によりトリップ数が異なります。
注2: イモビライザー非装着車でもECM ~ BCM C/U 間で照合NG のとき検出します。
注意: • 上記自己診断項目の中には異常を検出すると、エンジンシステム以外の自己診断で関連ある異常を検
出する場合があるため、エンジン以外の自己診断も確認すること。
• CAN 通信系統(DTC:U1000、U1001)を含む複数の自己診断異常を検出した場合は、まず、CAN
系統の故障診断を行うこと。


 Idle Adjustment

IdleAdjustmentはアイドル回転数の制御目標値の設定が出来ます。


 Timing Adjustement

TimingAdjustementはイニシャル点火時期の制御目標値の設定が出来ます

 Active Test

ActiveTestは 自己診断結果、データモニタ等に基づき、主原因を更に探究する場合に活用できます。
具体的にはアクチュエーターに駆動信号を与えてアクチュエーターの作動点検をします。

 Cylinder Power Test

CylinderPwerTestはシリンダパワーバランスをテストします。
エンジン不調時に、どの気筒が問題なのか1気筒ごとに燃料噴射を停止させて確認できます。


 Speed Test

SpeedTestはSelectTestで設定している開始から到達スピードになるまでの時間を計測、
Activateで開始します
 Log Analyser

LogAnalyserはDataLoggingで記録したデータをグラフ表示します。



 Data Replay

DataReplayはDataLogで保存したデータを表示します。
Positionで再生位置を任意の開始位置まで移動できます。
Replayで再生速度を調整できます。

 Address Watch

AddressWatchはECUメモリアドレスを直接参照する事が出来ます。(ROMメモリアドレスではありません)
高度な使用方法ですので通常は使用しません。


 Work Support

WorkSupportでエンジンの基本整備が出来ます。

ClearSelfLearnは空燃比フィードバック制御補正係数の学習分がクリアできます。エアフロメーターなど補正係数に影響のある部品を交換した時や、エンジンの不調で空燃比フィードバック制御補正係数(データモニターの A/F Alpha b1、A/F Alpha b2、 A/F Alpha b1 stored、A/F Alpha b2 stored)が異常な数値が出た場合に修復後CLEARボタンを押してください。

IdleAirVolumeLeamはスロットル全閉位置学習をします。
電子制御スロットル又はECCS C/U のコネクターを外した場合は修復後、スロットルの全閉位置を学習(スロットル全閉時のスロットルセンサー出力値を学習)する必要があるため、スロットル全閉位置学習を行う必要があります。
また、電子制御スロットル又はECCS C/U を交換した場合には、必要最低限のアイドル空気量を学習する必要があるため、スロットル全閉位置学習及び急速TAS 学習を行います。
なお、アイドル回転数又は点火時期が基準値から外れている場合も急速TAS 学習を行う必要がある。急速TAS 学習は従来のIAS によるアイドルベース回転数調整に相当する作業です。