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ゴールド(Gold)
軟らかく延びやすいという特性を持つ貴金属。 耐久性に優れ、純金の状態においては空気中や水中で永遠に変化することなく、 錆びることもありません。 その特性、耐久性、色合いの美しさから、ジュエリー素材として広く使用されています。
・融点が1064度と高いため、熱に強い。 ・比重が19.3と重い。手に取るとずしりと重みを感じます。 ・化学的安定性の高さ。年月を経ても腐食されにくく、輝きが失われることはありません。 ただ、王水、濃硝酸、濃塩酸混合液には溶けます。また水銀と接触するとアマルガム になります。 ・ひじょうに軟らかく、延びやすいため加工しやすい。 なんと1gのゴールドを3000m程にまで伸ばすことが出来ます。
ジュエリー用途には純粋な金では軟らかすぎるため、金に銀、銅、パラジウム等 を加えた金合金 (K18、K14等)が使用されます。 日本、イタリアではK18、アメリカではK14、イギリスではK9製品が主に製造されて います。 ・金/銀合金(Au-Ag-Cu) 最もポピュラーな合金は金、銀合金になります。 K18品位のものが最も美しい色合いとされていますが、金-銀のみの2元合金では 軟らかすぎるため、少量の銅を添加するのが一般的です。 金、銀、銅の混合比率によって、様々な色あい、性質の合金が作り出されます。
金は世界中で活発に取引が行われています。 取引は世界各地の現地通貨で行われていますが、基本はドル建て取引になります。 為替市場と同じく、相場は世界の市場〜市場間に引き継がれ、刻々と価格が変動 してゆきます。 ロンドン、ニューヨーク、日本、香港、チューリッヒが5大市場とされていますが、 中でも最も古い伝統を持つロンドン市場が、金現物価格の指標となります。 ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせフォーム TEL 055-254-8060 (平日10:00〜17:00 ) |