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カスタム XTN™ TAL Nuclease 作製サービス
カスタム XTN™ TAL Nuclease 作製サービス
ターゲット配列を切断するTAL Nucleaseをカスタムで作製します。

商品説明
Xanthamonas TALE Nucleases (XTNs) は、Xanthamonas 由来の TALEs (Transcription Activator-Like Effectors) の持つDNAに特異的に結合するドメインと、制限酵素 FokTの DNA 切断ドメインを連結させた人工ヌクレアーゼで、標的遺伝子を特異的に改変、破壊します。
あらゆる生物種や配列に対して設計が可能であり、Zinc Finger Nuclease に比べデザインの自由度が高く、特異性が高いのが特徴です。
本サービスは、遺伝子改変ラット/マウス作製に実績のある、Transposagen Biopharmaceuticals, Inc.との提携によりご提供いたします。

XTN™ TAL Nuclease とは


DNA結合ドメインがTALE認識配列と結合することにより、FokTが二本鎖DNAの標的配列の両鎖に対し結合し、目的とする配列を切断することが出来るようになります。DNA結合ドメインは、1塩基を特異的に認識する33-35アミノ酸で構成されるユニットが連結された構造となっています。A、T、C、Gを特異的に認識する各ユニットを組み合わせることで、目的の配列に合わせ自由にDNA結合サイトを設計することが可能です。通常DNA結合ドメインは16-18bp程度の長さの配列を認識するよう設計します。このように、標的配列に対して広い認識サイトを持つため、より特異的に標的配列に作用させることが可能です。


XTN™による切断が起こると、非相同末端再結合などのDNA修復により、さまざまな大きさの配列を挿入または削除することができます。
このように、標的遺伝子に対し自由に設計できることから、XTNsにより、細胞、動物、植物など様々な生物種に対し、標的の配列に特異的にゲノム編集、ノックアウト、ノックインが可能です。

本サービスの特長

● 実績・経験豊富な研究者チームとゲノム編集のスペシャリストにより、ターゲット配列の設計から承ります。
● コントロールベクターも一緒に納品いたします。
● Heterodimeric Fok1 のXTN™も登場。より毒性が低く、高効率の変異導入が期待できます。
● 標的遺伝子に対する特異性の高さ
● 高品質:もし納品した XTN™が標的配列に対し作用しなかった場合、1回に限り無償で再作製いたします
  (サクセスプログラム)。
● 標的配列に対する XTN™とノックイン用のドナーベクターをセットで作製することも可能です。詳しくはお問い合わせください。

こんな人にオススメ

●標的遺伝子の編集、破壊をしたい。
●ラットなどのES細胞が確立していない生物で遺伝子改変をしたい方
●siRNA で上手くいかなかったので他の方法を試したい。

テクニカルノート



仕様と価格



FAQ
Q. XTNTM TAL Nucleases(XTNs)とは?
A.Xanthamonas TALE Nucleases (XTNs)は、TALEs (Transcription Activator-Like Effectors)の持つ33-35アミノ酸のリピート配列から構成されており、新規な標的DNA配列に対し、広範な配列に結合することができます。TALEがダイマーを形成することにより、非特異的ヌクレアーゼが二本鎖DNAの標的配列の両鎖に対し結合することで目的とする配列を切断することが出来るようになります。
切断が起こると、非相同末端再結合等のDNA修復により、さまざまな大きさの配列を挿入または削除することができます。

Q. 標的の配列はどのようにして決定するのでしょうか。
A.目的とする個々のアプリケーションによって異なります。一般的には、BLASTサーチ等により配列を確認し、リピート配列を避けて設計いたします。また、XTN™ TAL Nucleases(XTNs)で切断することによりノックアウトしたいと思っている場合、通常start codon から50-100base位のところにある最初のcoding exonを切断するよう設計するのが一般的です。ただし、この方法で必ず完全にノックアウトした遺伝子産物を得られるとは限りませんので、事前にバイオインフォマティックな分析を実施されることをお勧めします。

Q. Plasmid backbone からXTNのRNAを作製することはできますか?
A. はい。XTNベクターは T7 promoter を持っていますので、キット(mMESSAGE mMACHINE T7 Ultra kit(Ambion/Invitrogen)など)を使用してin vitro のRNA合成が可能です。ベクターはPmelで切断可能です。

Q. XTNのFok1ヌクレアーゼは、仕様でしょうか。
A. WTのFok1ヌクレアーゼタイプ(ホモダイマーを形成)と、変異を入れヘテロダイマーを形成するタイプの2種類があります。WTのFok1でも多くの実績を持っていますが、ヘテロダイマーFok1の方がより毒性が低く、Off-targetのリスクを低減できます。

Q. 受け取ったDNA prep はすぐに細胞へのトランスフェクションが可能でしょうか?
A.はい。エンドトキシンフリーであり、即使用可能です。

Q. もしDNAを増やしたいとき、特別な方法が必要でしょうか?
A. STBL3のようなrecombination-deficient cellsの使用をお勧めしています。XTNをコードするDNAが持っている繰り返し配列の組換えリスクを最小限に抑えることができます。

Q.標的遺伝子の決定のため、BLASTやその他の分析も実施してくれますか?
A.残念ながら実施することは出来ません。ご自身の研究目的に対して配列が適当かどうかの決定は、お客様ご自身の責任下でお願いします。ご発注いただいたXTNが研究目的に適当かどうか判断するための実験等は実施いたしておりませんので、ご了承ください。

Q.細胞へはどのようにトランスフェクションすればいいでしょうか?
A.まずは目的の細胞型でワークする方法にて使用してください。リポフェクションやエレクトロポレーションのいずれの方法でも使用可能です。一般的なトランスフェクションには、XTNを各3ug(ペアの合計で6 ug)が目安となります。

Q.XTNはどのように検証されていますか。
A.提供した配列を特異的に切断するようXTNペアを設計しており、設計どおり正しく作られているかどうか、配列を確認しています。ただし、切断アッセイは実施していません。

Q. もしXTNがワークしなかったらどうなりますか?
A.細胞へのトランスフェクション効率やクロマチンの構造、標的DNA配列へのアクセスのしやすさなど、ヌクレアーゼの切断効率に影響する多くのファクターがあります。XTNは”naked”なDNAを問題なく切断することを確認しておりますが、in vivo で標的にアクセスできるかどうか、事前に予測することできません。いくつかの遺伝子座はXTNが適切に構築されているにもかかわらずヌクレアーゼ切断が作用しないこともございます。
もし適切な実験系にてトランスフェクションを繰り返し実験したにもかかわらず切断活性が認められなかった場合、1回限り元の配列に近い場所で別のXTNを無償で作製します(サクセスプログラム:送料はご負担願います)。

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ゲノム編集ツール(後半)
ノックアウト、ノックイン等のゲノム編集を行うためのツールをご案内します。目的や対象遺伝子をご指定いただければ、XTN TAL Nuclease、CRISPRを作製します。
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